行政書士試験受験記⑤一般知識対策
こんにちは。
私が、2015年行政書士試験に合格した時の話を綴ります。
行政書士試験の大きな特徴のひとつ。
『一般知識』
60問中14問がこの一般知識です。
出題内容は、「行政書士の業務に関連する一般知識等」というざっくりとしたくくりで政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解などとなっています。
言ってしまえば、何でもあり。何でも範囲です。
にもかかわらず合格基準は以下の通りとなっています。
【合格基準】
次の要件をいずれも満たした者を合格とします。
①行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、満点の50パーセント以上である者
②行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、
満点の40パーセント以上である者 ③試験全体の得点が、
満点の60パーセント以上である者
つまり、どんなに法令科目で点数が取れていても、一般知識で14問中6問正解できなければ即不合格のアシキリとなってしまいます。
アシキリだけは、何としても回避したいですよね。
アシキリ回避のために最低6問。
まず私は、14問中3問出題される文章理解で確実に正解できるようにしました。
文章理解は、国語力の問題と思われがちですが、これにも解法テクニックがあります。
私はそれを③使用教材でも紹介した『実務教育出版 公務員試験 文章理解すぐ解ける直感ルールブック』で学びました。
次に、毎年1問は出題される個人情報保護法です。
ついつい法令科目に重きを置いてしまい、一般知識は流す程度になりがちですがこの個人情報保護法についてはしっかりと勉強しました。
比較されることの多い行政機関個人情報保護法、情報公開法についても勉強しました。
文章理解3問と個人情報保護法1問で4問。
あとは、2問正解すればアシキリ回避成功です。
ネットで“池上彰さんの番組を観るといい”“問題作成が行われるのはだいたい4月頃だからそれまでの時事問題をおさえておけばいい”“行政書士試験の一般知識は公務員試験の問題のコピー”といった情報も見ましたがこればっかりは出題者の先生の匙加減ひとつです。
残りの問題については、本当に『運』といっても過言ではないので、広く浅く、時事問題にアンテナを張っておくしかないと思います。
私が合格した年、日本の島についての問題がありました。
もうこれは、考えても仕方ありません。
知っている or 知らない
あまりに想像の範疇を超えた角度からの設問で、絶句した覚えがあります。
案の定、この問題は落としました。
一般知識次第で、それまで積み上げてきたものが水の泡になることも…
なにがなんでもアシキリ回避。
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